こんにちは、元気ハツラツ、黒猫ゾゾです。

まずは3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の犠牲者の方々に心から追悼の意を表すると共に、今も被災地で戦っておられる方々のご無事を心よりお祈り申し上げます。

実はゾゾは、16年前に神戸で阪神大震災を経験した、一歳という設定の猫なのです。

それ以来、地震というものにかなり敏感になっていたわけですが、それを超える程の大災害を目の当たりにして、改めて自然の力と人間及び猫の無力さを感じます。

今も地震と津波の傷跡が残る地域や放射能の恐怖に面している地域に比べれば、ゾゾの住む東京はずいぶん恵まれてるなぁと感じながら、節電や募金はしつつも、極力普段と変わらない生活を送ろうと思っている今日この頃です。

「フキンシン」って言葉が流行ってるけど、それでみんなが委縮して経済が回らないと、更に苦しむ人が増えるだけだと思います。

特に街の飲食店とか、商店とか、中小企業とか、きっと今にもキャッシュが底をつきそうな状況に苦しんでいる企業は多いはず。

そんなことを感じながら、今や活力に溢れるギャルとギャル男しか残っていない渋谷センター街のカフェで一人、大好きなチーズケーキセットを頼むゾゾ。

左ではギャル男が過去の武勇伝を意気揚々と語りながら全力でギャルを落としにかかっており、右では二人組みのギャルが全力でマシンガンガールズトークを繰り広げる中、ゾゾも一人全力で２ちゃんまとめサイトを読みあさります。

帰りにコンビニに寄ると、噂どおりに食料とトイレットペーパーは売り切れ。

トイレットペーパー売り切れは完全に社会の教科書の読み過ぎ、詰め込み教育の弊害ですよ。

「危機的状況＝今すぐカップラーメンとトイレットペーパーを買わなければ！」という公式が日本人の頭の中に刷り込まれてるのかもしれません。

家に帰ると、ちょｗｗｗ、ゾゾの家リアルにトイレットペーパー切れそうなんですけどｗｗｗ

誰だよ、ゾゾに渡るはずだったトイレットペーパーを家に貯め込んでるのｗｗｗ

キャッシュの向き先がおかしいだろｗｗｗ

と、思う存分壊れたところでマジメにまとめると、需給バランスがおかしいんですよね。

電力と店頭の品は需要過多、街の商店は供給過多。

もちろん電力問題とか流通網の麻痺も要因として考えられるけど、それと並ぶ最大の要因は人間（と猫）の判断力です。

ちょっと前のトラックバック記事「日本の未来に光を感じますか？」（http://theme.blog.shinobi.jp/Entry/409/）の最後に一言、「ゾゾは、日本は他国にはない素晴らしい無形資産をいっぱい持っていると思っているから、意外と肯定的なのです。」という一文を書きました。

今回こんなに大きな災害が起こったにもかかわらず、秩序ある行動を崩さず冷静な判断を続ける日本人の行動は、世界のメディアに驚きと共に報じられました。

「他国にはない素晴らしい無形資産」とは、まさにこのことだと思います。

日本に住む一人一人が当たり前のようにこのような行動ができるから、「ジャパンクオリティ」を誇れるわけで、「世界一のサービス」ができるわけなのかなぁと。

だからこそ、今は必死こいてトイレットペーパーを買いあさってる場合ではなくて、ゾゾも微力ながらにも今自分にできることを乏しい頭で考えて、行動したいなぁと思います。

日本は常に素晴らしい力を秘めているから、きっと復興できるはず！

ということで今日のお題はこれ！

「日本のために今自分ができること」

がんばろうNIPPON！

それでは、どしどしトラックバック、お待ちしています！

ゾゾ

[21回]